“アプリストアのエディターにもおすすめとして選ばれた動画編集アプリと言えば「PowerDirector」です。PowerDirectorは全ての機能が1つにまとまっていて使いやすさ抜群。動画編集で必要な機能が網羅的に搭載されているので、スマホやタブレットで本格的に動画編集したい!という方におすすめです。今回はPowerDirectorのエフェクトを適用した編集方法をまとめてみましょう。
【動画にエフェクトを適用して編集をしてみよう】
PowerDirectorではエフェクトを適用することで、よりかっこいい動画に仕上げることがきます。ビデオエフェクトには様々な種類があり、ワイプやフェードなどのトランジションを追加すれば、前のカットから次のカットへ変わるつなぎ目をスムーズに、さらに印象的に見せることができるでしょう。追加するビデオエフェクトはプロジェクトによって異なり、動画にあったエフェクトを使うことが重要です。
PowerDirectorには多数のビデオエフェクトが搭載されているので、動画に合わせて様々なエフェクトを追加してプロ顔負けの映像を作ることができます。ここではPowerDirectorでエフェクトを適用する方法をまとめてみましょう。
<動画の速度を調整するやり方>
1、PowerDirectorアプリを開く
2、動画を選択して[速度]をタップする
3、スライダーバーを上下に移動させて速度を調整する(20秒の動画を10秒に調整すれば2倍速となる)
<クロマキー合成(グリーンスクリーンエフェクト)を適用するやり方>
クロマキー合成を適用すると、動画の背景を消して別の背景と置き換えることができます。人物と背景の合成をしたい!という時に使用するエフェクトです。
1、PowerDirectorを開く
2、[オーバーレイ]アイコンを選択して[動画]オプションをタップする
3、カメラのアイコンを選択して[カメラ]をタップする
3、背景が【緑】の動画をタイムラインに追加する
4、クリップを調整してから[クロマキー]ツールを選択する
5、[カラーピッカー]を使用し、非表示にする色を選択する
6、背景が自動的に消去される
7、クリップを背景の上に配置する
<キーフレームを追加してオブジェクトに動きを付けるやり方>
キーフレームとは、アニメーションや動画の編集で使用されるマーキングポイントのこと。タイムライン上の1フレームのマーカーポイントとして機能し、特定の設定の値を含んでいます。キーフレームは、特定の設定の値が時間とともに変化する開始点または終了点として機能します。
キーフレームはテキストや画像、動画、エフェクト、オーディオクリップに設定することが可能で、不透明度、オブジェクトの位置、サイズ、回転などの設定値の変更もできます。やり方をご紹介しましょう。
1、PowerDirector (iOS または Android 版) を開く
2、編集するオブジェクトを背景の上に配置する、この時、[キーフレーム] を使って、クリップを動かす
3、[すべて削除] または [前のキーフレームをコピー] のオプションがあり [前のキーフレームをコピー] を選択する
4、クリップの先頭までスクロールする
5、オブジェクトの位置やサイズ、傾きを調整する
6、調整が完了したら、キーフレームを配置する
7、一番上のレイヤーを移動して、キーフレームを付ける(キーフレームの移動や削除はいつでも可能)
<特別な合成ができるブレンドエフェクトのやり方>
PowerDirectorでは[ブレンドエフェクト]を使うと、映像にブレンドエフェクトを合成することができます。レンズフレア、ライトスポット、ライトリークなどのエフェクトを合成して、違ったイメージの動画を作成できますよ。
1、PowerDirectorを起動させる
2、タイムラインに2つのビデオクリップを追加する
3、[ペンツール]をクリックし[ブレンド]を選択
4、上のクリップにエフェクトを適用する(オーバーレイ、スクリーンなど)
5、[輝度][コントラスト][彩度]を調整する
<マスクツールのやり方>
PowerDirectorでは人物の顔と動物を入れ替える「マスクツール」があります。このマスクツールを使うことで面白い動画を作成できるでしょう。やり方は以下の通りです。
1、PowerDirectorを開く
2、タイムラインに2つのビデオクリップを追加する
3、[マスク]を選択して「直線」「平行」「円形」「四角形」「反転」から選択する
4、レイヤーの際サイズを調整する”