“5G対応モデルとして鳴り物入りで登場したのが「Sony Xperia 10 Ⅲ」です。ですが、同じ5G対応モデルの多くはコストパフォーマンスや、ハイスペックを売りにしていたため、Xperiaシリーズとしては珍しく・・・それほど注目されなかった過去があります。
ですが今では、Xperiaシリーズの中でも安定した人気を得ているのがSony Xperia 10 Ⅲです。今回はそんなSony Xperia 10 Ⅲが、どうして今のような人気を得ているのか案内していきます。
そもそもSony Xperia 10 Ⅲなど2020年4月以降に発売されたモデルの多くは、「5G対応モデルの看板を引っさげて登場した」背景があります。つまり、Xperiaシリーズの中でも特徴的なスマートフォンなのですが、最初のころは5G対応モデル・・・というより、コストパフォーマンス重視でスマートフォンを選ぶ人が多かったため、5G対応モデルの売れ行きが芳しくなかったのです。
しかし今では、具体的な5G対応エリアの拡大スケジュールが発表されているため、5G対応モデルを意識する人が増えました。また、国産スマホは高いというイメージがあったのですが、SHARPのAQUOSシリーズなど海外のスマートフォンと価格競争できるモデルが増えてきたため、国産スマホの価値が見直されるようにもなってきたのです。
さらに、今では「半導体不足が深刻化している」ため、少し古いスマートフォンでも性能がよいものは驚くほど売れている状況となっています。このような背景があるため、5万円を切る価格で購入できるSony Xperia 10 Ⅲの人気が高まってきました。
しかもSony Xperia 10 Ⅲはスペックも悪くありません。
Sony Xperia 10 Ⅲの詳細スペックですが、「内蔵メモリがRAM6GB、ROM128GB、本体サイズは154×68×8.3mm、ディスプレイサイズは6.0インチで2,400×1,080
有機EL トリルミナス®ディスプレイfor mobile(HD対応)/FHD+」となっています。今では、同価格帯のスマートフォンで似たようなモデルも増えてきましたが、Sony Xperia 10 Ⅲはそれに先駆けて販売されていたデラックス版なのです。
Sony Xperia 10 Ⅲのそのほかのスペックですが、「カメラ性能がメインカメラ:1,200万画素、インカメラ:800万画素、5G対応モデル、防水機能あり、おサイフケータイ機能あり、FMラジオやハイレゾ音源対応、バッテリー容量は4,500mAh」となります。”